独り暮らし(あえて一人、ではなく独り、と書くが)を長くしていると、ふと “朝ごはんの香りで目覚める” というシチュエーションが恋しくなることがある。遅く起きた週末の朝、ひとり眠い目をこすりながらトースターにパンを突っ込む。そろそろ嫁さんもらうかなぁ、でもまだ自由でいたいしなぁ、なんて、無限ループ。

そんな人にオススメしたいのが、米国でベーコンなどの肉類を販売している Oscar Mayor 社から4月に発売予定の「Bacon Alarm Clock(ベーコン目覚まし時計)」だ。米国メディア The Huffington Post が伝えている。
 
さあ、お目覚めなさい  (出典:wakeupandsmellthebacon.com)
さあ、お目覚めなさい
(出典:wakeupandsmellthebacon.com)

「ベーコン目覚まし時計」は、専用の “香りデバイス” とスマホアプリ(無料)と連動して操作される。ヘッドホンジャックにデバイスを差し込み、アプリで目覚まし時計をセットしておくと、朝、ベーコンを焼く音と香りで起こしてくれるというのだ。

ベーコンが焼ける音と、香りで目覚める幸せな朝  (出典:wakeupandsmellthebacon.com)
ベーコンが焼ける音と、香りで目覚める幸せな朝
(出典:wakeupandsmellthebacon.com)

同社は現在、この魅惑のデバイスの試用モニターを募集中。公式サイトのエントリーページには、ベーコンへの愛を試す3つの質問に答えるよう指示が出されている。

3つの質問とは、以下のとおりだ。筆者なりの意訳でお伝えする。

1. ウチのベーコンは天然の堅木で燻されてるんだけど、その味は...
○ 猛々しく雄大
○ 天国みたいに幻想的
○ この世のものとは思えない
○ マイウー!マジでマイウー!!

2. ウチのベーコンは塩水に漬けてから、12時間かけて保存処理されるんだけど、あなたなら何時間待てる?
○ 12時間なんてへのかっぱ!
○ 永遠に。真の愛に時間などない
○ 5分、もしかしたら10分いけるかも...
○ いくらでも待てるさ

3. ウチのベーコンに対する想いを、3文字で表現してください。
(フリー回答)

何コレ、大喜利?とも思えるような設問ばかりだが、この試験(?)に通過できた有望な者だけが、おそらくベーコン目覚まし時計を誰より先に手に入れる資格を与えられるということなのだろう。

私(筆者)は合格する気が全くしないので、とりあえずアプリだけ落としてみたところ、時計やバイブレーション機能のほかに「ベーコニズム」というアイコンを発見した。何だこれは。ベーコニズムって何だ。

セッティング画面(左)  「ベーコニズムを聞く」アイコン(右)
セッティング画面(左)
「ベーコニズムを聞く」アイコン(右)

さらに「ベーコニズムを聞く」「ベーコニズムを録音する」という機能も発見。試しに「聞く」アイコンをタップしてみると...

「ベーコン――それは決してあなたを裏切りはしない。決して逃げ出し、見捨てはしない」(抑揚のついた男性の声で)

なるほど、このベーコンに関する熱いスピーチが、目覚ましと同時に流れるらしい。筆者が聞いただけでも10種類ほどの「ベーコニズム」が登録されていた。ちゃんと調べればもっとあるのかもしれないが、聞いているだけでお腹いっぱいになったので、もういい。

ちなみに「録音」は、自分なりのベーコニズムを録音するための機能のようだ。筆者には熱意が足りないため、断念した。

これで目を覚ます朝というのが果たして幸せなのかどうかは人それぞれだろうが、ベーコンが大好きな欧米人や、無臭の朝に飽き飽きしている独身貴族にとっては重宝されるのかもしれない。