ソチオリンピック開催まで、あと4日。ますます賑わいを見せているロシアだが、そんなロシアの男性の平均寿命をご存知だろうか?

なんと、64歳。これは世界でもっとも寿命が短い50か国に入っているそうだ。ちなみに、世界有数の長寿国と言われる日本の男性の平均寿命は、ほぼ80歳。比べると、その差は歴然だ。さらに近年ロシアでは、男性のうち25%が、55歳に達するまでに死亡していることがわかっている。

その原因が、実は「ウォッカ」にあるらしいことが最近の研究により示唆されているそうだ。英メディア BBC ニュースが伝えている。

確かにロシアといえばウォッカのイメージだが...
確かにロシアといえばウォッカのイメージだが...

同メディアによると、研究を行ったのは、モスコに拠点を置くロシアがん研究センターと英オックスフォード大学、そして、フランスにある WHO 国際がん研究機関の研究者たち。彼らはロシア国内3都市における約15万人の成人の飲酒パターンを、最長10年間にわたり追跡した。

その結果、ウォッカをより多く飲む人ほど死亡リスクが高くなることがわかったそうだ。ウォッカが誘引する死因としては、咽頭がんや肝臓疾患に加え、アルコール中毒、飲酒による事故なども含まれているとのこと。また、そのような人は概して喫煙者であり、喫煙もまた死亡リスクを高める要因になっているのだとか。

ロシアがん研究センターの教授 David Zaridze 氏はこのように話す。

「ロシアの人たちは大量に酒を飲む。寒さのせいだと言う人もいるが、それは単なる言い訳に過ぎない。国として、ライフスタイルを変えていかなければならない」

ドキッとした人はいないだろうか。もし冬の寒さを理由に飲んだくれている人がいたら、この機会にアルコール習慣を見直してみるのも良いかもしれない。