同店の看板メニューは、カリッとジューシーな直火焼きの「ローストチキン」。ハワイ本店では、並ぶのが嫌いなアメリカ人が行列を作ってでも食べたがるというほど人気のメニューなのだとか!
真冬の寒さにすっかり心折れ気味のえん食べ編集部、気分だけでもハワイに行きたい!そして話題のローストチキンを食べてみたい!ということで、マウイマイクスへ行ってみることにした。
■マウイマイクスは、白山の学生街にある
白山駅から徒歩1分のところに、マウイマイクスはある。東洋大学のすぐ側ということもあり、多くの若者たちが行き交う場所だ。
お店の扉を開けると、そこはまさに常夏の島!まるでハワイの日の光を浴びているような明るい店内には心地よいハワイアンミュージックが流れ、壁にはハワイの雑貨や貝殻、美しいビーチの写真などが飾られている。
■まずはカウンターで注文
まずは、お目当てのローストチキンを手に入れるべく、注文カウンターへ。と、カウンターの後ろにあるのは...チキンを焼き上げるロティサリーマシンだ!中ではチキンたちがぐるぐると豪快に回っているぞ!
今回は、看板メニューの「ファイヤーローストチキン」と、サンドイッチメニューから「マウイワウイメルト」を注文。サンドイッチの付け合わせには、ポテトフライを選択した(ほかにライス、コーン、オニオンリングも選択可)。そして飲み物には、スタッフさんのオススメ「ビッグウェーブ」と、ハワイで1番人気だという「プリモビール」を注文。
先にカウンターで飲み物を受け取り、席に着く。お店は2階建てになっていて、1階はテーブル席、2階には大人数でもゆったり食事ができるソファ席も用意されている。
■ハワイのビールは常夏の味
チキンを待つあいだ、我慢できずにビールをいただく。
ビッグウェーブは、柑橘系の香りがする、爽やかでライトなビール。ビールなのにオレンジのような甘みと酸味がある、不思議な味わいだ。これは女子にもウケそうな予感!
一方プリモビールは、苦味が少なく、さっぱりとしたフルーティーな味わい。コロナの味を想像していただければ分かりやすいだろう。喉ごしも爽快で、飲みやすいビールだ。
■メインディッシュの登場!
ビールをちびちびやりつつ幸せな気持ちに浸っていると、ついにチキンとサンドイッチが運ばれてきた!
(※撮影用にワンプレートに乗せたもの)
まずは本日のメイン、ローストチキンを食べてみる。艶やかなボディと芳醇な香りが、しきりに筆者の食欲を誘ってくる。
カラメル色にローストされた皮はパリッと香ばしく、噛むほどに脂があふれ出すなめらかな舌触り。ローストしているせいか、嫌な脂っこさがまったくない。
中の肉には、旨みがぎゅっと詰まっている。身が引き締まっていて、想像以上にしっとりジューシーだ。アメリカ人が並んで食べるというのも納得!
チキンはほんのり塩味がついているのでそれだけでも十分に美味なのだが、別添えのソースを付けて食べてもよい。特に筆者が気に入ったのは、バーベキューソース。スモーキーで、筆者が今まで食べたことのあるバーベキューソースの中で1番おいしいかもしれない。
ソースはほかにも、ハニーマスタード、チリなど7種用意されているそうだ。
続いて、サンドイッチ「マウイワウイメルト」を食べてみる。
ふわっと柔らかいバンズで、ほぐしたローストチキンがサンドされている。その上に、とろけるチェダーチーズがトッピングされ、さらに甘口のハニーマスタードとマヨネーズが重ねられている。芳醇でまろやかなチーズに、ソースの甘さとチキンの塩気のバランスがちょうどよい。味もボリュームも、なんて満足度の高い食事なんだ...ハワイ万歳!!
■プロサーファーのこだわりが随所に
マウイマイクスは、プロサーファーであるジャイラス・キャノン氏がオープンしたお店とあって、白山店にもたくさんのサーフィン雑貨や専門誌が置かれている。サーファーはもちろん、筆者のような陸サーファーでも眺めているだけで楽しくなってしまう。
忙しい日々から解放される心地よい空間、マウイマイクス。一歩店内に入れば、そこは時間を忘れてくつろげる常夏の島・ハワイそのもの。夏が恋しい人も、ローストチキンが気になる人も、日常から抜け出してのんびりリラックスしたい人も、ぜひ一度足を運んでみてほしい。