食品の偽装表示に関する問題が多く取り沙汰されている今日このごろだが、それとあわせて原材料や添加物、化学調味料などに対する消費者の安全意識が以前よりも高まってきているように思う。そしてそれは、日本国内だけの話ではない。

カナダの企業 TellSpec は、食品にかざすだけで中に何が入っているかを教えてくれるポータブルスキャナ「TellSpec」を開発した。米メディア Foodbeast が伝えている。

食べる前に「ピピッ」と安全確認!
食べる前に「ピピッ」と安全確認!

「TellSpec」とは、レーザー分光と特殊な数学的アルゴリズムを使って、食品の中に含まれる化学合成物を分析するというスキャナ。食品に含まれる原材料や栄養素、カロリーだけでなく、アレルゲンや化学物質まで特定するのだそうだ。

また「TellSpec」は、スマホアプリと連動してカロリーや水銀などの摂取量を記録し、カロリー目標値や毒性物質のリミット値を知らせてくれる。自宅ではもちろん、細かい原材料などを把握しづらい外食時に活躍してくれそうだ。

食事と体調の変化を記録し、食物アレルギーを特定!
食事と体調の変化を記録し、食物アレルギーを特定!

同メディアによると、同社はクラウドファンディングサービス Indiegogo にて「TellSpec」への出資者を募り、目標予算を大幅に超える金額の出資を得ることに成功。2014年8月には、支持者へ「TellSpec」を届けられるよう準備を進めているそうだ。なお、現在同社サイトにて先行予約も受付中とのこと。

食事を楽しめなくなるほど神経質になる必要はないとは思うのだが、食の安全が騒がれている昨今、自分が口にするものくらいは自分で判断・管理する、そんな時代になってきているのかもしれない。

キーホルダーとしても使えちゃうよ!
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