喉が乾いたとき、プシュッとフタを開けてぐびぐびと飲みたくなる「炭酸飲料」。しかしその「炭酸飲料」も、飲みすぎると重大な健康被害を与える可能性があるらしい。英国メディア Daily Mail が伝えている。

ときどき無性に飲みたくなる、アレ  (C) photl.com
ときどき無性に飲みたくなる、アレ
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同メディアによると、炭酸飲料を日々飲み続けることに対し、専門家が警鐘を鳴らしているのだそう。豪州の科学者が行ったマウス実験では、炭酸飲料などの「甘味飲料」を長期間、日常的に飲み続けていると、活動亢進状態を引き起こし、脳内のタンパク質を大量に変質させることがわかったのだとか。

つまり、砂糖がたっぷりと含まれた飲料水を“水を飲むように”飲み続けると、脳がダメージを受け、行動障害まで引き起こす恐れがあるということらしい。

甘いものは、ほどほどに...  (C) photl.com
甘いものは、ほどほどに...
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砂糖にはアルコールのような「常習性」があることから、炭酸飲料のような「甘味飲料」は肥満の原因のひとつであるとも言われている(出典:国際オーソモレキュラー医学会ニュース)。もし、「私、炭酸飲料がないと生きていけない!」というほど炭酸飲料に依存している人がいたら、一度習慣を見直してみた方が良いかもしれない。