江崎グリコの企業ミュージアム江崎記念館で、普段展示されることのない貴重なおもちゃやデザイン画などが公開される開館40周年記念特別展示の第2弾「グリコのおもちゃ と おもちゃデザイーナー加藤裕三展」が、8月1日から10月31日まで行なわれる。

動かして楽しむ“木のおもちゃ”たち
動かして楽しむ“木のおもちゃ”たち

今回公開されるのは、木のおもちゃデザイナー加藤裕三氏に関するもの。加藤氏が作った試作品約100点、当時のデザイン画や図面、実際のおもちゃ約150点が登場する。加藤氏のデザインは、1988年から6年間採用されており、木でできたシンプルで温かみのあるおもちゃが当時大人気だったそうだ。


また、通常は破損や劣化の恐れがあるため触れることのできない“当時のおもちゃ”を、実際に手にとって遊べるコーナーも今回新たに設置される。

同記念館にはこのほか、歴代のグリコのおもちゃ約4,000点、江崎グリコの歴史や商品開発に関する資料などが常設展示されている。

所在地は、大阪市西淀川区にある江崎グリコの本社内。入館は無料。月曜~金曜は前日までの電話予約が必要で、13時30分、14時30分、15時30分の3部制。また、第1・第3土曜日は、予約なしで自由に見学できる。開館時間は10時~16時までで、最終入館は15時30分。なお、祝日・お盆休み・8月の第3土曜日は休館となる。

予約・問い合わせは、06-6477-8257(平日のみ)まで。