これは、“うどん”なのか“デザート”なのか…
これは、“うどん”なのか“デザート”なのか…

うどん店「つるとんたん」で、初となる「甘味のおうどん」が発売されました。「夏の特選おうどん」の中に、「マンゴーヨーグルトのおうどん」と「イタリアン・フルーツポンチ“マチェドニア”風」の2品がラインナップされています。

迷うことなく両方をオーダー。太麺と細麺が選べますが、細麺の方がオススメとのこと。また、麺の量も選べますが、今回は無難に1玉ずつでお願いしました。


●濃厚な「マンゴーヨーグルトのおうどん」

まろやかな酸味が魅力だという「マンゴーヨーグルトのおうどん」は、“焼き餅トッピング”がオススメとのことだったので、一緒にオーダーします。
 
登場したのは、プリンを期待してしまう見た目の、デザートのようなもの。鮮やかな黄色のスープに、たっぷりとフルーツがのせられています。スイカ、キウイ、ブルーベリー、オレンジ、グレープフルーツと、色合いも華やかです。つるとんたんならではの大きな器と、スープ用の大きなレンゲ(と焼き餅)が妙な違和感…。

焼き餅が隠れてしまった!
焼き餅が隠れてしまった!


プリンだと思いたくなる
プリンだと思いたくなる


チラっと見えるうどん。恥ずかしがらなくていいんだよ
チラっと見えるうどん。恥ずかしがらなくていいんだよ

おそるおそる麺を持ち上げてみると…やっぱりうどんだった!チラッと見えている麺を見たときから分かっていたんですけどね。いや、メニューにも「おうどん」って書いてあったんですけどね。…白く細長い麺に濃厚なスープが絡んでいて、カルボナーラのようにも見えます。
 
これは、カルボナーラだ!
これは、カルボナーラだ!

スープも麺もしっかりと冷やしてあり、コシのある麺の喉ごしが絶妙です。スープは、爽やかな甘さのマンゴーピューレが、ヨーグルトによってまろやかな味わいに。スイカのソルベ(シャーベット)や、新鮮なフルーツともよく合います。コシのある麺だからこそのおいしさなのでしょう。

そして、待望の焼き餅を投入…!アツアツの餅と、冷たいスープの組み合わせがたまりません。そろそろ見た目の違和感にも慣れてきて、抵抗なく食べられます。そういえば、和風の甘味には餅を合わせるものも多いですよね。味は洋風ですが、和と洋それぞれの素材がお互いを引き立てる、すてきな「おうどん」でした。
 
焼き餅どーん
焼き餅どーん

●爽やかなスープ「イタリアン・フルーツポンチ“マチェドニア風”」

“マチェドニア”とは、イタリア風のフルーツ・ポンチのこと。イタリアの代表的なデザート“ジェラート”と合わせて食べたりもするそうです。つるとんたんでは、バニラアイスをトッピングして提供。こちらはブランデーと合わせるのがオススメだそうです。

先ほどとは違って、よりサラサラとしたスープの中に麺が入っています。トッピングされているフルーツは、スイカのソルベ、キウイ、ブルーベリー、グレープフルーツ。麺さえなければ、フルーツパフェのよう。錯覚でしょうか…。
 
これは…!
これは…!


パフェだと思いたい
パフェだと思いたい

麺を持ち上げると、麺にオレンジ色のスープが絡んで、ラーメンのようにも見えます。

ラーメン?冷麺?
ラーメン?冷麺?

スープは、パッションソースの酸味が刺激的!さっぱり爽やかな味わいです。そして、バニラアイスを溶かしていくと、どんどんとクリーミーなスープになっていくので、味の変化も楽しめます。でも、クリーミーになるにつれて、見た目がカルボナーラに近づいていっている気がします…。
 
スープカルボナーラ…?
スープカルボナーラ…?

スイカのソルベを溶かしながら食べると、さらに味の変化を楽しめます。オトナの皆さんは、ブランデーをたっぷりとかけて、芳醇な香りも楽しんで下さいね。

オトナの愉しみ!
オトナの愉しみ!

●シメにピッタリな「甘味」

この「甘味のおうどん」ですが、単品で食べるよりも、料理のシメによさそうな味わい。アツアツの鍋の後なんかだと、さっぱり爽やかにいただけそうです。食後のデザートとしていただくときは、麺を半量にしてもらったり、みんなで分けるといいかもしれません。何といっても、しっかりと「おうどん」なので!もちろん、子どもさんも一緒に家族でも楽しめますよ。

「甘味のおうどん」は、六本木店、琴しょう楼・楽精庵、新宿店、宗右衛門町店、北新地店、琴しょう楼の6店舗限定メニューです!

カウンター席もある、六本木店
カウンター席もある、六本木店