かつて「世界一太った男」と呼ばれていた男性が自身の全裸写真を公開した。たるんだ皮膚の切除手術が必要であることを訴えるのが目的だという。英国メディア Daily Mirror が伝えている。

292キロの減量に成功したPaul Mason 氏(出典:Daily Mirror)
292キロの減量に成功したPaul Mason 氏(出典:Daily Mirror)

同メディアによれば、52歳の Paul Mason 氏のピーク時の体重は445キロに達していたという。だがその後、胃バイパス手術を受け、摂取可能な食事の量を強制的に減らすことで292キロの減量に成功した。現在同氏の体重は153キロになっている。

だが急激に体重が減少したことで、Mason 氏の皮膚はたるみ、体のあらゆる場所から垂れ下がってしまった。たるんだ皮膚の重量は、38キロにも達しているという。

 Paul Mason 氏の後姿(出典:Daily Mirror)
Paul Mason 氏の後姿(出典:Daily Mirror)

Mason 氏は、このたるんだ皮膚によって体の動きが制限されてしまうと主張している。体を動かした際の皮膚同士のこすれも激しく、ちょっとした動作にも激しい痛みが伴うのだという。

二の腕部分の皮膚のたるみ  この体勢をとると、皮膚の重みで腕がちぎれそうな痛みが走るという  (出典:Daily Mirror)
二の腕部分の皮膚のたるみ
この体勢をとると、皮膚の重みで腕がちぎれそうな痛みが走るという
(出典:Daily Mirror)

だが、英国の国民医療保健サービスは、Mason 氏の体重が安定するまで、少なくともあと2年間は手術を許可しないと主張している。

このため Mason 氏は、すぐに手術が必要であることを訴えるために、自身の全裸写真の公開を決意した。同氏は全裸写真の公開にあたり、次のように述べている。

「問題は、私が動くたびに、皮膚がその重みでちぎれそうになることだ。痛いし、とてもつらい。もしこの写真を見てショックを受けた人がいたら、その人には、私と同じ状況に陥る前に、食べ過ぎを止めて欲しい」

Mason 氏は、胃バイパス手術を受ける前は、摂食障害(過食症)により、1日に2万カロリー摂取していた時期もあったという。

1日に2万キロカロリー摂取していたころの Mason 氏(出典:Daily Mirror)
1日に2万キロカロリー摂取していたころの Mason 氏(出典:Daily Mirror)