カナダ、プリンスエドワード島の「ジャガイモ博物館(Potato Museum)」では、ジャガイモの様々な食べ方が紹介されています。中でも、おススメの食べ方が「ポテトチップス」なのだそう。ジャガイモはチップスにして食べた方が、ビタミン C の吸収効率が高まるのだそうです。
 

筆者はジャガイモ博物館を訪れて以降、ポテトチップスの熱心なファンとなりました。でも、そのポテトチップスが体に悪いと言う悲しい調査結果が報告されたそうです。英国メディア Daily Mail が伝えています。
 
英国の世論調査会社 YouGov の調査によって、英国の子どもの3人に1人は毎日ポテトチップを食べていることがわかったそうです。毎日1袋ポテトチップスを食べることは、年間では5リットルの食用油を飲むのと同じなのだそう。5リットルと言えば、1リットルパック5本分。1年分とはいえ、結構な量ですね。
 
Daily Mail は、New England Journal 誌に掲載されたハーバード大学医学部準教授 Dariush Mozaffarian 博士の論文を紹介。ポテトチップスが体に与える悪影響について述べています。それによれば、ジャガイモはあらゆる食品の中で、もっとも体重増加を引き起こしやすい食品なのだそう。しかも、ジャガイモをポテトチップスに加工した場合、体重増加効果がさらに高まるのだそうです。
 
さらに、ポテトチップスは、肥満の原因となるだけでなく、妊婦さんが食べすぎた場合、胎児に悪影響を及ぼす可能性があるのだとか。また、青少年の ADHD の原因となっている可能性も否定できないそうです。
 
読んでいると、怖くなってしまう記事ですが、これらがすべて日本でもあてはまるかについては疑問符もつきます。英国でポテトチップを食べた人はわかると思いますが、英国で販売されているポテトチップスは日本のものよりも明らかに脂っこいからです。また、英国では、学校給食でポテトチップスが、主食として登場することもしばしば。でも、日本だと、給食時間にポテトチップスをかじっている子どもはいないはず。だいぶ事情は異なっていると考えられます。
 
ということで、今後も筆者はポテトチップスを食べ続けようと思います。あ、でも、ノンフライのやつにしようかな?しばらくは。
 
プリンスエドワード島の「ジャガイモ博物館」  筆者はここで読んだ  「ポテトチップスにするとビタミン C の吸収効率が高まる」  という説明を固く信じてます
プリンスエドワード島の「ジャガイモ博物館」
筆者はここで読んだ
「ポテトチップスにするとビタミン C の吸収効率が高まる」
という説明を固く信じてます