森永乳業は、ラクトフェリン摂取によるノロウイルスを含むウイルス感染性胃腸炎に対する臨床試験結果と、そのメカニズム解明に関する基礎研究結果をまとめ、考察した結果を発表した。これによると、ラクトフェリン摂取が、ノロウイルスなどのウイルス感染性胃腸炎の抑制や症状の緩和につながることが示唆されたという。

ラクトフェリンは、人などの哺乳類の乳汁や唾液などに含まれるたんぱく質。抗微生物活性や免疫調節作用など、さまざまな生理機能を示すことが知られており、なかでも母乳、特に初乳に多く含まれており、抵抗力の弱い赤ちゃんを病原菌やウイルスなどの感染から守る重要な成分として考えられている。

今回の報告のまとめの考察では、ラクトフェリンがノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスの表面や、その感染部位である消化管細胞と結合し、ウイルスの消化管細胞への感染を抑制することにより、感染性胃腸炎の発症抑制や症状緩和が見られた可能性が示された、としている。

 

ラクトフェリンの、推測される抗ウイルス作用メカニズム
ラクトフェリンの、推測される抗ウイルス作用メカニズム


■[PDF]ラクトフェリンのノロウイルス等のウイルス感染性胃腸炎への効果に関する報告

http://www.morinagamilk.co.jp/download/index/6730/130107.pdf