「年越ししたくないうどん」は、山口県美祢市美東町の「ごぼう」を使った「ごぼううどん」を、年越しそばのかわりに食べてもらうために開発された商品。ごぼう粉末が麺に練り込まれているため、麺の色は茶褐色で、風味や香りも普通のうどんとはまったく違っているそうです。
楽喜は「年越ししたくないうどん」を開発した理由を次のように述べています。
「年越しそばには『そばは切れやすいので、1年の苦労を切り捨てるために食べる』という意味がある。だが、『今年はラッキーな一年だったので、切り捨てたくはない』という方もいるだろう。『年越ししたくないうどん』はそのようなお客さんのために開発した」
「年越ししたくないうどん」を年越しそばのかわりに食べることで、今年の幸運を「太く・長く」来年も継続できるそうです。
販売は12月1日から来年1月7日まで。数量は2,000個限定で、次の3つのバリエーションがあります。
1.金の年越ししたくないうどん 888円
2.銀の年越ししたくないうどん 777円
3.銅の年越ししたくないうどん 555円
ただし、価格は違っても、うどんの量も中身もまったく同じものなのだそうです。では、何が違うのでしょうか?
楽喜によれば、「年越ししたくないうどん」には来年年男で、しかも業績が右肩上がりの某企業の社長「ドラゴン」さんの運気が注入されているとのこと。その運気の注入具合により、価格が異なっているのだそうです。
この件について、うどん大好き「みなこはん」が次のように説明しています。
「私見ちゃったのよ。ドラゴンが運気注入しているところ。まじめにやってるところが、凄いというより、若干怖かったわ。でも、選ぶのは買う人だから、好きな値段で買ったらいいと思うの」
これで価格が決定した!
価格決定システムには若干納得のいかない面もありますが、でも美東のごぼうの美味しさと栄養価の高さは折り紙つき。美東のごぼうの栽培では、収穫後にその土地を5年ほど休ませています。5年分の土地の栄養をたっぷり吸収したごぼうを使ったうどんは、大地のパワーの塊だそうですよ。好きな値段で買っちゃいましょう!