くら寿司の裏メニュー「魚介ユッケ」

くら寿司で、社員やマニアにしか知られていない“裏メニュー”があるのをご存知でしょうか。“くら寿司を一番知る男”こと、社員YouTuber「イナバ」さんが、人気の“裏メニュー”の秘密や注文方法などの攻略法を紹介しています。

くら寿司 裏メニュー

あら汁

くら寿司の裏メニュー「あら汁」

くら寿司では毎朝仕入れた一部の魚を店内で手切りしていますが、その時に出た魚の骨や、一貫の大きさに満たないネタが「あら汁」として提供されています。価格は198円。


魚の端材とはいえ、鮮度は抜群。ゆずと三つ葉の香りが、一層味を引き立てます。春はカツオ、冬はハマチやブリなど季節によって具材も変わるなど、仕入れの状況によって出汁の味の変化を楽しめるのも裏メニューならでは。

魚介ユッケ

くら寿司の裏メニュー「魚介ユッケ」

魚介に合うよう、香味野菜や甘味のある果物を使って調味された、特製のユッケダレを使用した「魚介ユッケ」。ユッケは肉が主流ですが、専門店にも負けない商品に仕上げられています。価格は110円。

数量は限られますが、この「魚介ユッケ」を求めて来店する人もいるほどの人気商品。従業員の中でも人気が高い一品です。新鮮な生魚のぶつ切り食感が良く、ユッケダレとの相性も格別。「イナバ」さんは、くらランチの旬の海鮮丼にトッピングし、“海鮮増し増し丼”にして食べているとか。

とろ鉄火

くら寿司の裏メニュー「とろ鉄火」

くら寿司自慢のトロ。ネタ切りの際に出る寿司ネタにならない部分が使用されており、その美味しさをコンパクトに鉄火巻に仕立ててあります。価格は220円。

くら寿司では、中トロの中でも、脂の乗りが良い皮目から4センチまでの部位を厳選して提供。このこだわりの中トロを贅沢に使って、濃厚な脂の甘みを存分に楽しめる一品となっています。トロの甘みを引き立てるわさび醤油で食べるのがおすすめ。

裏メニューの注文方法

裏メニューは、食品ロスを可能な限り削減するため、定番商品の寿司ネタにならない部分を主に使用して作られています。そのため、提供できる商品やタイミングが日によって異なります。食材の仕入れに合わせて、メニュー(タッチパネルやスマートフォン画面)に表示される、もしくは、回転レーンにこっそり流れている場合もあるため、入店後はまずメニューや回転レーンを隅々までチェックするのがポイントです。

また、くら寿司では開店前に店舗で仕込みを行います。開店直後の朝は、仕込みで出た寿司ネタにならない部分を鮮度が落ちないよう早めに活用するため、裏メニューが提供される確率が一番高い時間帯となります。仕入れの状況によっては、ランチタイムでも食べられる可能性があります。

期間限定フェアのスタート時と終了時も狙い目。毎月実施される旬の食材などを使った期間限定フェアでは、提供される魚を多く仕入れる傾向があります。その際は、フェアの魚を使った裏メニューが多く提供されるので、食べられる確率もアップ。フェアによっては、大トロなど高級な部位を使った裏メニューが提供されることも。

ファンのみならず、くら寿司の社員も絶賛する“裏メニュー”たち。遭遇できたらラッキーかも?お店へ足を運んだら、ぜひどこかに隠れていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。

※ 一部店舗では価格が異なります。
※ 定番メニューではないため、一部店舗では取り扱いのない場合があります。