ファミリーマートの「安納芋の和パフェ」「安納芋のシュークリーム」。どちらもボリュームたっぷりの秋の甘味を食べ比べてみました。
安納芋のシュークリーム
安納芋のシュークリームは販売価格140円(税込、以下同じ)でカロリーは188kcal。種子島産安納芋のペーストが使われたシュークリーム。芋を思わせるねっとりとした食感が特徴のクリームが、さつまいもを想起させるた紫色のシュー生地に詰め込まれています。
生地に、鼻を近づけると、ほんのり芋の香りがします。洋菓子店のシュークリームとは異なりしっとりもっちりした歯ざわり。甘味はほとんどありません。
一方のクリームは濃厚な甘味とカスタード感に加えて、強い安納芋のフレーバーがあって、メリハリのきいた味わい。量もたっぷりとあって丸ごと1つ味わえば、軽食にもなりそうです。
安納芋の和パフェ
安納芋の和パフェは298円で、カロリーは297kcal。名前の通り安納芋を主役にしたパフェ。スイートポテト、ムース、クリームに甘さが特徴の種子島産安納芋のペーストが使われていて、ムースの下には黒みつわらび餅が入れられています。
カップに収まったようすは小ぶりにも見えますが、こちらもボリュームたっぷり。つやつやの白玉の弾力のある歯ざわりに、落ち着いた黒色のしっとりした粒餡、鮮やかな金色が目を引くスイートポテトの思いのほかしっかりした食感、2種類のクリームのやわらかな舌ざわり、それぞれの違いが楽しめます。
食感だけではなく、スイートポテトとクリームでそれぞれ、同じ安納芋が使われているのに風味が微妙に異なるのも好ましいアクセントになっています。
甲乙つけがたい秋スイーツですが、ボリュームを考えてどちらか1つを選ぶならシュークリームを推します。安納芋の風味とクリームの相性のよさをよりシンプルかつ心ゆくまで味わえる一品です。