ランキング「一度は食べてみたいご当地麺料理ランキング」

世の中のあらゆる「こと・もの」をランキング化する「gooランキング(グーランキング)」が、地域ならではの魅力が詰まったご当地麺料理の中で、多くの人が「食べてみたい!」と思っているのはどれなのかについて調査・ランキング化しました。(調査期間:2020年7月13日~2020年7月27日)
 
3位:瓦そば・札幌ラーメン
3位にランク・インした「瓦そば」は、熱した瓦の上に茶そばや牛肉、錦糸卵などをのせ、温かい麺つゆで食べる山口県の郷土料理。瓦の遠赤外線効果によって、時間が経っても熱々のまま食べられるのが特徴で、山口県では一般家庭でも親しまれているそうです。

同票で3位に並んだ北海道のご当地ラーメン「札幌ラーメン」はみそ味が有名ですが、しょうゆ味や塩味をラインナップしているお店も少なくないのだとか。スープの表面をラードで覆って冷めるのを防ぐという、寒い地方ならではの工夫がユニークですよね。


2位:イタリアン
2位に続いたのは、新潟県民のソウルフードとも言われている「イタリアン」。イタリアンといえば、一般的にはピザやリゾットなどのいわゆるイタリア料理全般を指しますが、こちらは焼きそばの上にミートソースを乗せた麺料理。元祖とされているお店「みかづき」がまだ「三日月」という甘味喫茶だった1960年に、おしゃれなスタイルのオリジナル焼きそばとして販売したのが始まりと言われています。

イタリアンのお店といえは、みかづきだけでなく長岡の「フレンド」も有名ですが、2019年には、ランチパックから両店バージョンの「イタリアン風味」が発売されたのも記憶に新しいですね。テレビや雑誌で取り上げられる機会も多く、注目度の高さがうかがえます。

1位:わんこそば
1位を獲得したのは、給仕の際の「ハイ、じゃんじゃん!」「ハイ、どんどん!」という掛け声が印象的な、岩手県名物「わんこそば」!わんこそばは、南部地方に伝わる「そば振る舞い」がルーツと言われており、ゆでたてのそばをおいしくたくさん食べてもらおうという、おもてなしの心から生まれた伝統料理です。

食べ進めるごとに、おわんがうずたかく積まれていく様子はインパクト大。30年以上の歴史を持つ「全日本わんこそば選手権」やテレビ番組の大食い企画などで全国的にも知名度が高く、今回の結果も納得ですね。