「カルピスウォーター」と「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

「カルピスウォーター」と「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージが販売されています。なくなり次第販売終了。

「きみの放課後が動き出す。」をテーマに、友達や好きな人との時間を応援するデザイン。イラストレーターのかとうれいさんと田中寛崇さんが、高校生の放課後のシーンを描いています。


◆ 全種類買ってきた

紺崎:大量のカルピスが並んでるこの光景、昨年も見たような

「カルピスウォーター」と「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:昨年は「ピースはここにある。」を表現したデザインだったけど、今年は放課後がテーマなんだって。はー、エモい

紺崎:これはまた妄想がふくらみますね

サエコ:そうくると思った(笑)聞かせて?

◆ 踏切のふたり

紺崎:注目すべきはお互いのバッグについた赤いパスケース…。おそらくこれ、お揃いだと思うんです

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:私も気づいてた!

紺崎:友人が多く、どちらかといえば活発なグループに所属する鈴音(すずね)と、教室の隅でイヤホンをつけていつも音楽を聴いている朝日奈くん。同じクラスでもタイプが違うことから、ふたりはあまり言葉を交わしたことがありませんでした。
  しかしある日、鈴音は朝日奈くんのカバンに大好きなバンドのラババン(ラバーバンド)がついているのに気がつきます。「それってあのバンドのだよね!? 私、大ファンなの!」ラババンを指差して叫ぶ鈴音と、驚いた様子の朝日奈くん。これをきっかけに、ふたりの距離は近づいていきます

サエコ:共通の趣味って強いよね

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ

紺崎:放課後は一緒にCDショップへ行ったり、カラオケへ行ったり。好きなバンドが出るからと、朝日奈くんは鈴音を夏フェスにも誘います。フェス当日、ふたりは物販でお揃いのバンドグッズを買うんです。それがこの赤いパスケースなわけですね。
 登校日、お互いのカバンにパスケースがついているのを見て、なんだかくすぐったい気持ちになるふたり。「夏フェス、めっちゃ楽しかったね!」思い出を語る鈴音を、じっと見つめる朝日奈くん。短い沈黙の後、そっと彼女の手を握ってこう言います。「僕も。……だから、来年も一緒に行こう」と。繋がれた手を握り返し、鈴音はうなずく代わりに満面の笑みを浮かべました。ちなみに脳内BGMはSHISHAMOの「君と夏フェス」です

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ
飲み終わると反対側の絵が透けてイラストが完成

サエコ:ちょっと通勤カバンにバンドグッズつけてくる

◆ 波打ちぎわのふたり

紺崎:中学の時からずっと仲の良い、ショートカットの凪とセミロングのミチル。「いつか素敵な恋人と夏を満喫したい〜!」などと言いながら、結局毎年ふたりで過ごしていました。しかし高二の夏休み前、ミチルに初めての恋人ができます。ずっとミチルの恋を応援してきた凪は、嬉しいはずが何故か素直に喜べません。独占欲か、はたまた嫉妬か焦燥か。悩む凪は、そこで初めて、自身がミチルに友情とは別の想いを抱いていたことに気づきます

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:身近すぎて気がつけない恋ってあるよね…

紺崎:ミチルはこれまでと変わらない笑顔で凪に接しますが、自然とふたりで過ごす時間は減っていきます。放課後、凪はミチルとよく寄り道した海へひとりで訪れました。いつかふたりでしたように、波打ちぎわで水面を蹴ってみる凪。記憶の中のミチルのはしゃぎ声が一瞬よみがえるも、目の前にはただ凪いだ海が広がるだけ。頬に触れた水しぶきを拭うと、海水が唇に触れたのか、少ししょっぱいような気がしました。ちなみに脳内BGMはヨルシカの「ただ君に晴れ」です

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:相変わらず凄まじい妄想力

◆ 放課後の教室

サエコ:個人的に好きなイラストはこれ!放課後の教室に残って語り合う3人の男女。脳内では奥華子の「変わらないもの」が流れてるよ

「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

紺崎:めっちゃ分かる。真ん中の杏奈と黒髪のアキラ(右)は幼なじみで、左の優馬とは高校に入学してから3人で行動するようになるんですよね。アキラは杏奈が好き、しかし杏奈は優馬を目で追っている

サエコ:人当たりが良くて素直なアキラも素敵だけど、誰にでも優しくて、なのにどこか壁のあるミステリアスな優馬にどうしても惹かれちゃうんだよね?!甘酸っぱい…!胸キュンが止まらん!

「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

紺崎:誰かの恋が成就すれば、今の3人の関係はきっとかたちを変えてしまう。永遠なんてないと知りながら、いつまでもこのままでいられたらと願ってしまう杏奈。結末が気になるとこです

◆ 6種のデザイン

紺崎:なお、長くなるのでストーリーは省略しますが、歩道橋を駆け上がるイラストはMrs. GREEN APPLE「青と夏」、野球部の男子と女子生徒が話すイラストはGReeeeN「キセキ」、吹奏楽部と思われる女子のイラストは久石譲「summer」。以上が個人的に考えたBGMです。無限に妄想できますね

「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:あぁ、なんか切なくなってきた。私も学生時代に戻りたい!放課後に教室で恋バナしたい、部活に打ち込みたい、イヤホン半分こしてお気に入りの音楽を聴きたい、もう一度青春をおくりたい!

「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

紺崎:大丈夫。まだチャンスはありますよ。“青春は、いつだって、何度だってやってくる。カルピス”

サエコ:……キャッチコピーまで自分で考えたの?楽しみすぎでは?

紺崎:みなさま今回もお付き合いいただきありがとうございました。なお、パッケージに関するストーリーはすべて“個人的な妄想”です

「カルピスウォーター」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:ちなみに夏季限定パッケージと連動して「放課後プレイリスト」が公開されているみたいだよ

紺崎:青春と音楽は切り離せないですもんね。夏の放課後に聴きたい曲ってありますか?

サエコ:パッと思いつくのはGReeeeNの「オレンジ」とかaikoの「二人」かな。紺崎さんは?

紺崎:個人的には、夏といえばamazarashiの「夏を待っていました」です。あとは、神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」も夏の放課後に合うと思います

サエコ:青春を送っているorいた人それぞれに大切な曲があるんだろうね

紺崎:青春とカルピスと音楽…。最高にエモい組み合わせだ

「カルピスウォーター」と「カルピスソーダ」の夏季限定デザインパッケージ

サエコ:夏を甘酸っぱく彩ってくれそうなカルピスの夏季限定パッケージ、見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか?