かつやの期間限定メニュー「スパイスチキンのコーンフレークカツ丼」を食べてみました。パン粉のかわりにコーンフレークを衣にし、真赤なスパイスを散らした小気味よい食感の一杯です。
価格は649円(税込)。朝ごはんによく食べるコーンフレークを衣に使った異色のかつ。ピリ辛のスパイスを組み合わせて、ひたすら歯ざわりのよさを重視したしあがりになっています。
外側の衣は歯を立てると本当にバリバリ、ザクザクという音がお店に響き渡ります。ミルクをかけていないコーンフレークの固く歯にもろいあの食感が、からっと揚がった状態で楽しめます。たっぷりかかったフレーク状のスパイスも、負けず劣らず噛みくだくのが楽しいトッピング。辛さはほどほどに抑えてあって、どっさりまぶしたまま勢いよくかじれるようになっています。
中身のチキンはやわらかく汁気はありますが、さっぱりした食べごこちです。鶏肉にくどさがないせいか、丼についてくるマヨネーズとは相性がよく、衣につけて味を変化させるのに最適になっています。
千切りキャベツのシャキシャキ感もよいアクセントになっていて、ザクザクのカツと交互に咀嚼するとそれぞれ個性ある音がして飽きが来ません。
ジャンクな取り合わせですが、バランスは見事にとれた風変りなメニューでした。