牛丼チェーン店「すき家」で、ポークパストラミ(スモークポーク)が使われた「ニューヨークポーク丼」を食べてきました。スモーキーかつスパイシーな燻製の豚肉に、シャキシャキの生タマネギがぴったり合う一杯です。
販売価格は並盛の単品が580円(税込、以下同じ)、オニオンスープと半熟玉子がついたセットが720円です。今回はセットを注文しました。食事の前にまずは温かいスープでほっと一息つけます。
主菜となるポークパストラミはペッパーやパプリカ、 コリアンダーなどで味つけされた燻製。低温で長時間調理し柔らかくしあげられた豚肩肉が食べやすいよう薄切りにされ、山盛りのスライスオニオンと合わせられています。すき家特製のかつおだしが使わえれたタレと隠し味に醤油を加えたわさびマヨネーズで味つけがされています。飾りの青ネギもあいまって和洋折衷の雰囲気。
パストラミは燻香と香辛料の風味が強いだけでなく、しっかり塩気があって、これだけならビールやワインのつまみになるできばえです。
そのままだとご飯のおかずとしてもややしょっぱいぐらいなのですが、これをスライスオニオンと一緒にほおばるとすっきりさっぱりして食べやすくなります。
さらにわさびマヨネーズが、さわやかな風味とまろやかな舌ざわりを加えていて、ぐんぐん口に運ぶ手が進みます。ちょうどローストビーフにホースラディッシュ(やまわさび)が合うように、パストラミにはわさびがかなり合う、という学びがありました。
温泉玉子はカラを割って小鉢にとり、燻製をひときれずつからめてかじるのもよし、そのまま丼に載せて黄身を割り、全体にまぶしてまろやかにするのもよし。こちらも相性はぴったりです。