亀屋万年堂の「ナボナ チーズクリーム」と「プレミアムナボナ」

菓子店「亀屋万年堂」のロングセラー商品「ナボナ」。“お菓子のホームラン王”というキャッチコピーでピンとくる方もいるでしょうか。発売から50年以上愛されているお菓子です。

創業者である引地末治氏の「どら焼きを洋風にしたら美味しいのでは」という発想から生まれたという「ナボナ」。ソフトカステラでたっぷりのクリームがサンドされています。定番のチーズクリームとパイナップルクリームのほか、季節限定のフレーバーもラインナップ。冬に訪れた際は「宇治抹茶クリーム」が販売されていました。価格は各162円。


亀屋万年堂の「ナボナ チーズクリーム・パイナップルクリーム・宇治抹茶」

さらに、東京・自由が丘にある総本店では限定の「プレミアムナボナ」も。価格は1個300円。せっかくなので、ノーマルな「ナボナ チーズクリーム」とプレミアム版を食べ比べてみました。

亀屋万年堂「プレミアムナボナ」

◆ナボナ チーズクリーム

ナボナのために調整したオリジナルのシュレッドチーズを使用。ふわんと柔らかなカステラとなめらかなクリームが相性抜群。コロコロと入ったチーズが良いアクセントになっています。老若男女問わず愛されるまろやかな味わい。とても軽やかなので一気に5個くらい食べちゃいそう。

亀屋万年堂「ナボナ チーズクリーム」

◆プレミアムナボナ

国産のフレッシュバターとオリジナルチーズを贅沢に使ったクリームを、自然の飼料のみで育てられた地養卵を使った生地でサンド。サイズを比べると、定番よりもひと回り小さく見えます。

亀屋万年堂「ナボナ チーズクリーム」と「プレミアムナボナ」
左が定番、右がプレミアム

まず特筆すべきは繊細な口あたり。生地も中のクリームもとにかくふわっふわ!パサつきを全く感じさせず上品に消えていきます。なのに味わいは濃厚。飲み込んでもなおバターをメインとした旨みが長く残ります。

亀屋万年堂「プレミアムナボナ」

軽やかでいくつも食べたくなる定番に対して、プレミアムはひとつでもかなりの満足感。コーヒーや紅茶とともにゆったり味わいたい贅沢なおいしさです。自由が丘に行ったらぜひ総本店でチェックしてみてください。