ハタダの「どら一」

夏のマンゴーや秋の栗などシーズナルなお菓子と違って一年中楽しめる、どら焼き。スーパーやコンビニでも買えるのでとても身近な和菓子ですが…この度、寒い時期だけ販売されているちょっとレアなどら焼きを見つけました。

ハタダの「どら一(いち)」は、毎年10月1日から翌年5月15日までの期間だけ楽しめるどら焼き。気温が高い季節は生地と餡、クリームの絶妙なおいしさを再現できず、「最高の味でなければ販売すべきではない」という想いから販売期間が限られているそうです。


ハタダの「どら一」

昭和の“ホイップクリーム入りあんぱん”のおいしさをあんことバタークリームで再現。ハタダ自慢のどら焼き生地で、じっくり時間をかけて炊き上げたつぶ餡とバタークリームが挟まれています。クリームには隠し味として伯方の塩を使用。

ハタダの「どら一」

生地はホクホクの小豆を引き立てる絶妙な柔らかさ。ほど良く粒感が残った餡に寄り添いつつしっとりと口どけていきます。どら焼きだけどちょっとホットケーキにも似た仕上がり。

ハタダの「どら一」

小豆の素朴な甘みにアクセントを加えるのがバターの役割。舌の上でなめらかに溶けながらその深いコクを広げます。最後にほんのり効いてくる塩気がまた良い!甘じょっぱく後引く味わいに仕上げられています。

ハタダの「どら一」

このおいしさをできれば一年中楽しみたい「どら一」。でも販売期間が限られているからこそ、よりじっくり堪能したくなるのかもしれません。