カオリの「ゲイシャコーヒー」
ゲイシャコーヒー!

東京・五反田にあるコーヒースタンド「Kaori(カオリ)」では、コロンビア産の「ゲイシャコーヒー」が味わえる。ちょっとほかでは飲んだことのないすっぱさで、でもなんだかとてもおいしい。

販売カウンターだけのお店

カオリ「ゲイシャコーヒー」
ここ!

お店は五反田駅から東へ大通りをてくてくと歩いたところにある。大崎駅からもほど近い。販売カウンターだけの小さなお店だ。


カオリ「ゲイシャコーヒー」
コーヒーとソフトクリームだけのメニュー

ゲイシャコーヒーというあまり聞かない名前にひかれて入ってみる。アフリカのエチオピア原産で、今は中南米などに持ち込まれて作られるようになったのだとか。日本語の「芸者」とは関係なさそうだ。

おすすめを聞くと、初めて飲む人は「レギュラー」がよいとのこと。気候は暖かくなってきてはいるが、ホットの方が風味が解りやすいとのことで素直に従ってみる。価格は432円(税込、以下同じ)。

レギュラーがおすすめ

カオリの「ゲイシャコーヒー」
実にすっぱい。でも飲みやすい!

さっそく飲んでみると、普段飲んでいるブレンドコーヒーとは少し香りなどが違う気がする。すっきりしていて、フルーツのようなにおいがする。何よりとても強い酸味。こんなにすっぱいコーヒーは初めてかもしれない。でも不思議と飲みやすい。苦味をあまり出してないせいか、ごくごくいけてしまう。

カオリ「ゲイシャコーヒー」
スペイン語だ

レギュラーで淹れてもらったゲイシャコーヒーは飲み終えてもお腹にもたれる感じがしないのが不思議。なんだかコーヒーとは別のドリンクを試したかのよう。でもちゃんと後味はコーヒー。

「コーヒーチェリー」って何?

カオリ「コーヒーチェリー」
コーヒーチェリーのエキス?

若干カルチャーショックを受けつつ、店内を見ていくと、「コーヒーチェリー」のエキスなるものも置いている。コーヒー豆はコーヒーの実の「種」だが、コーヒーチェリーは実の「果肉」からとれるもの。「カスカラ」といってお茶のようにして飲むこともあれば、エキスにしてお菓子などに使うこともあるそう。

カオリ「コーヒーチェリーエキス」
コーヒーの実の果肉から作るそう

お店ではコーヒーチェリーを使ったソフトクリームも売っていた。価格は432円。食べてみると、口どけがよく、さっぱりした味で、甘味もくどくない。コーヒーチェリーのフレーバーはまさにコーヒーをフルーツにしたらこんな味、といった果実感のある香り。

カオリ「ソフトクリーム」
コーヒーチェリーの入ったソフトクリーム。フルーティ!

熱いコーヒーともたいへんよく合うのだが、片手にコーヒー、片手にソフトクリーム持って食べるのは難しいのが悩みどころ。

Kaori(カオリ)
東京都品川区東五反田3-19-2