三田製麺所がグランドメニューを新デザインに刷新し、「背脂つけ麺」を定番商品に加えた、とのことでさっそく食べてきた。
豚骨魚介スープにまろやかな背脂を加え、食べごたえとコクを増したものとか。価格は860円(税込)。今回は麺量は「並」、4月にしては肌寒かったのでスープだけでなく麺も温かい「あつもり」を注文した。
到着したのは、一見するといつもの三田製麺所のつけ麺、という印象だがスープの器をのぞきこむと、刻んだ背脂がいっぱい浮かんでいる。さっそく麺をからめてたぐると、確かに通常よりコッテリしている。のみならず、なんだかもっちりした太麺までトロリと口の中で溶けてしまうような食感。背脂の威力はあなどれない。
太いメンマや、ごろごろのチャーシューが入っているのは定番。磯の香りのするのりもアクセントとして楽しめる。
魚と豚のうまみが利いたスタンダードなつけ麺を、より肉の風味を濃くしたアレンジだ。麺を食べ終わったら卓上の魔法瓶から薄味のスープを注いで割る。まろやかさを残したまま、コッテリしたところは薄まって、最後までおいしく味わえた。