激辛レトルトカレー3種を食べ比べ
おすすめはしません

子どもは食べちゃダメ!でおなじみの激辛レトルトカレー「18禁カレー」。味をレビューしてみようとスーパーを覗くと、お隣に同じく激辛系のレトルト「悪魔のカレー」と「大馬鹿ヤローカレー」が。せっかくなので、3つ買って食べ比べてみることにしました。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ
左から悪魔のカレー、18禁カレー、大馬鹿ヤローカレー

18禁カレー(痛辛:元祖)

ピンクのパッケージが印象的な「18禁カレー(痛辛:元祖)」は、国産の鶏肉と野菜(にんじん、玉ねぎ)が入ったチキンカレー。化学調味料などは使わず、素材のうまみと辛さを生かしているそう。購入価格は978円(税別、以下同じ)。


激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

悪魔のカレー

「悪魔のカレー」は、製造メーカー比で「激辛」の5倍の辛さに仕上げられたビーフカレー。牛肉や玉ねぎ、にんじんが入っています。購入価格は598円。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

大馬鹿ヤローカレー

「大馬鹿ヤローカレー」は、馬肉と鹿肉(えぞ鹿肉)をじっくり煮込んだカレー。購入価格は548円。「思わず大馬鹿ヤロー!! と叫びたくなる」激辛カレーといいます。果たして。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

そして3品共通して、パッケージ裏には「胃腸が弱い人は食べないで」やら「万が一目に入ったら直ちに水で洗って医師の手当てを」やら恐ろしい注意書きが。

18禁カレー(痛辛:元祖) 実食

まずは18禁カレー(激辛:元祖)。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

口に入れる瞬間、もう喉にくる違和感。ゆっくり数回噛むと…アーーイッテェ!!! 脳天まで突き刺してくるタイプの辛さ、というか痛みが口じゅうを駆け巡ります…めちゃくちゃ痛いし余韻が長い!! 素材のうまみとか全然わかんない痛辛い以外の味を感知できない!薬膳みたいな苦みだけ感じます。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ
18歳以上でも無理だわこれ

悪意すら感じる絶望的な辛さ。ひと口食べただけで涙と汗が滝のように噴き出します。食べたのはそこそこ辛いもの好きのスタッフですが、全員がひと口でギブアップでした。

でもこれ、『18禁カレー』シリーズの中では甘口だそうです。嘘だろ…。


悪魔のカレー 実食

次に、悪魔のカレー。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

舌にジンジン響く辛さ。舌がピリつく痛みはありますが、まだほんのりうまみは感じられます。18禁カレー同様の苦みの中に、ほんのりフルーティーさもあり。辛さの余韻も2~3分待てば引いてきます。ギリ完食できるレベル。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

大馬鹿ヤローカレー 実食

最後は、大馬鹿ヤローカレー。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ

3つの中でもっともまろやかでした。まだ遊びのある辛さ。ほかの2つを食べたあとにこれを食べると、甘みすら感じます。あとからじわじわくるタイプの辛さですが、その中にうまみもあるので、おいしく完食できました。とはいえ、一般的な辛口カレーよりは数段辛いかと。ちなみに馬肉も鹿肉もケモノ臭は全然ありませんでした。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ
辛さにやさしさがある

激辛レトルトカレー 食べ比べ まとめ

3つの辛さレベルを数字で表すと、大馬鹿ヤローカレーが1とするなら、悪魔のカレーは4、18禁カレーは10といったところでしょうか。大馬鹿ヤローカレーよりもむしろ18禁カレーに「バカヤロー!」と叫びたくなる始末。

ただ、18禁カレーは大きなチキンがごろごろたくさん入っていて、そこは好印象でした。辛くて食べられないんだけどね…。

辛いものが大好きという人でも、18禁カレーを食べるには相当な覚悟がいることだけお伝えしておきます。チャレンジはどうか自己責任で…。

激辛レトルトカレー3種を食べ比べ